長き秋
「長き秋」[1](ながきあき、古ノルド語: Haustlǫng[1])は、900年頃にノルウェーのスカルド詩人フヴィーンのショーゾールヴル(英語版)によって作られたとされるスカルド詩[2]。北欧神話の物語を含んでいる数少ないスカルド詩の一つである[2]。「秋の長詩」[3]または「ハウストロン」[4]とも。
部分的にしか残っておらず、スノッリの『エッダ』の2ヶ所にそれぞれ13節程度[5]と6節半[6]が引用という形で保存されていた[7]。ショーゾールヴルはこの詩を楯の上に書いたという[7]。
現存する部分では、以下の2つの物語が描かれている。
この2つの挿話は、それぞれ本来の詩の4分の1の部分を占めていたとされる[7]。
脚注
参考文献
関連文献
- Richard North (1997). The Haustlǫng of Þjóðólfr of Hvinir. Enfield Lock: Hisalik Press. ISBN 1874312206
- Orchard, Andy (1997). Dictionary of Norse Myth and Legend. Cassell. ISBN 0 304 34520 2
外部リンク
- Haustlǫng (B1) - heimskringla.no(古ノルド語) - Finnur Jónsson『Den norsk-islandske skjaldedigtning』(1912-1915年)の電子テキスト。
- Þjóðólfr ór Hvini: Haustlöng(古ノルド語) - Finns Jónsson 版と Richard North 版を並べて表示。(2012年9月23日時点のアーカイブ)
- Haustlöng - 古ノルド語と英語との対訳。(2009年10月25日時点のアーカイブ)
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関連項目 |
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