群馬県防災航空隊 |
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都道府県 | 群馬県 |
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所属 | 総務部消防保安課 |
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保有機数 | 1機 |
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基地 | 群馬ヘリポート |
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運航委託 | 朝日航洋 |
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ウェブサイト | 群馬県防災航空センター |
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群馬県防災航空隊(ぐんまけんぼうさいこうくうたい)は、群馬県の組織であり、消防防災ヘリコプター1機を保有・運用し、防災・救助活動等を任務としている。
概要
機体
- はるな(ベル412EP・機体番号JA200G、1997年5月就航、2018年8月墜落。)
- JA200Gの点検中はベル412SPやSA365N1をリースし、はるな2の名前で運用。
- はるな(AW139・機体番号JA10GR、2020年12月に導入[1]。)
防災ヘリコプター墜落事故
2018年8月10日午前10時頃、翌11日に全線開通する登山道「ぐんま県境稜線トレイル」の確認飛行をおこなっていた東邦航空が運用するベル412EPが途中で行方不明となり、午後2時頃、横手山付近で墜落した機体が発見された。翌11日にヘリに搭乗していた防災航空隊員4名と吾妻広域消防本部の5名の合計9人全員の死亡が確認された[2]。運輸安全委員会による事故調査の結果、視界が徐々に悪化していた気象状態の中、墜落直前に行われた機動から空間識失調に陥り山の斜面に激突したものと結論付けられた[3][4][5]。
この事故の慰霊碑が国道292号(草津志賀道路)渋峠駐車場と群馬県消防学校に建立された[6]。
沿革
広域連携
- 航空消防相互応援協定
- 消防防災ヘリコプターの運航不能期間等における相互応援協定
- 緊急消防援助隊
脚注
- ^ “群馬県防災ヘリコプター、2021年に運航再開 朝日航洋が受託”. FlyTeam. (2020年10月12日). https://flyteam.jp/news/article/128579
- ^ “群馬防災ヘリ墜落、9人全員死亡 航空隊員ら、運輸安全委が調査” (日本語). 共同通信. (2018年8月11日). https://web.archive.org/web/20180811162835/https://this.kiji.is/400784381750789217 2019年6月17日閲覧。
- ^ “航空事故調査報告書”. 運輸安全委員会 (2020年2月27日). 2021年1月27日閲覧。
- ^ “航空事故調査報告書”. 運輸安全委員会 (2020年2月). 2021年1月27日閲覧。
- ^ “航空事故調査報告書”. 運輸安全委員会 (2020年2月). 2021年1月27日閲覧。
- ^ “群馬県防災ヘリコプター事故殉職者慰霊碑除幕式及び三周年追悼式について(消防保安課)”. 群馬県 (2021年7月30日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “他県の防災ヘリ体制整備業務 群馬県、朝日航洋に委託”. 産経新聞. (2019年3月14日). https://www.sankei.com/article/20190314-4M2A56YX6NI7JJT72X4ALHDECU/
- ^ “群馬県、群馬県防災航空センターの開所式を実施”. FlyTeam. (2019年6月13日). https://flyteam.jp/news/article/111313 2019年11月4日閲覧。
- ^ “群馬県の新防災ヘリを納入 事故機後継 来夏に運航再開予定”. 上毛新聞. (2020年12月26日). https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/263762
- ^ “県防災ヘリ 後継機が運航再開 墜落から3年「任務達成には安全不可欠」”. 上毛新聞. (2021年9月9日). https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/324178
- ^ 『群馬県防災ヘリコプターの本運航を開始しました』(プレスリリース)朝日航洋株式会社、2021年9月8日。https://www.aeroasahi.co.jp/news/detail.php?id=408。
- ^ “群馬県の新防災ヘリAW139運用スタート 愛称「はるな」を継承”. 乗りものニュース. (2020年9月13日). https://trafficnews.jp/post/110723
外部リンク