バマコ

バマコ
ߓߡߊ߬ߞߐ߬ または Bàmakɔ̌ (バンバラ語)
𞤄𞤢𞤥𞤢𞤳𞤮 または Bamako (フラ語)
モディボ・ケイタスタジアムとバマコの遠景(2014年)
モディボ・ケイタスタジアムとバマコの遠景(2014年)
バマコの市章
特別区
位置
の位置図
位置
バマコの位置(アフリカ内)
バマコ
バマコ
バマコ (アフリカ)
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バマコの位置(マリ共和国内)
バマコ
バマコ
バマコ (マリ共和国)
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地図
座標 : 北緯12度39分0秒 西経8度0分0秒 / 北緯12.65000度 西経8.00000度 / 12.65000; -8.00000
行政
マリ共和国の旗 マリ
 特別区 バマコ
地理
面積  
  特別区 252 km2
標高 340 m
人口
人口 (2009年現在)
  特別区 1,809,106人
    人口密度   7,178人/km2
その他
等時帯 グリニッジ標準時 (UTC+0)
ISO 3166-2 ML-BKO

バマコバンバラ語: ߓߡߊ߬ߞߐ߬ または Bàmakɔ̌フラニ語: 𞤄𞤢𞤥𞤢𞤳𞤮 または Bamako)はマリ共和国首都と同格の特別区である。2009年の人口は約180.9万人。

概要

バマコはマリの行政上の中心地である。都市名の「バマコ(Bamakɔ)」とはバンバラ語で「ワニの尾」という意味である。

歴史

この都市は、旧石器時代から居住の痕跡が見られる。マリ帝国の時代においては、重要な交易都市であり、イスラーム文化の拠点の一つであったが、19世紀になる頃には衰退していた。この地域は1883年フランス軍が占領し、1908年にはバマコはフランス領スーダンの首府となった。1960年には都市の人口は16万人であったが、その後、人口は急速に増大している。

地理

ニジェール川の河岸に位置し、同国内では南西部に位置する。

ニジェール川に沿った市街

気候

年間を通じ最高気温は30 ℃以上で、3月から5月は平均39 ℃に達する。雨季は6月から9月で月間200mmを超える。12月から3月は雨が全く降らない。

バマコ (1950–2000)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C°F 33.4
(92.1)
36.4
(97.5)
38.5
(101.3)
39.6
(103.3)
38.5
(101.3)
35.3
(95.5)
32.1
(89.8)
31.1
(88)
32.2
(90)
34.6
(94.3)
35.3
(95.5)
33.4
(92.1)
35.0
(95)
平均最低気温 °C°F 17.0
(62.6)
19.9
(67.8)
22.9
(73.2)
25.2
(77.4)
25.4
(77.7)
23.6
(74.5)
22.2
(72)
21.8
(71.2)
21.6
(70.9)
21.3
(70.3)
18.4
(65.1)
16.8
(62.2)
21.3
(70.3)
雨量 mm (inch) 0.6
(0.024)
0.7
(0.028)
2.1
(0.083)
19.7
(0.776)
54.1
(2.13)
132.1
(5.201)
224.1
(8.823)
290.2
(11.425)
195.9
(7.713)
66.1
(2.602)
5.2
(0.205)
0.5
(0.02)
991.3
(39.028)
平均降雨日数 (≥0.1 mm) 0.2 0.2 0.6 3.3 6.3 7.7 16.7 17.9 14.7 5.7 0.3 0.1 73.7
平均月間日照時間 275.9 254.3 266.6 231.0 241.8 234.0 217.0 217.0 222.0 254.2 270.0 269.7 2,953.5
出典1:World Meteorological Organization[1]
出典2:Hong Kong Observatory (sun 1961–1990)[2]

経済

河港と通じた商業交易上の結節点でもある。取引商品には織物、肉製品、金属加工品などが多い。また、ニジェール川では漁業が盛んである。

交通

ソトラマで込み合う市内

空港

同国最大の空港であるバマコ・セヌー国際空港が市内から15kmのところにある。

鉄道

クリコロダカールを結ぶ鉄道(ダカール・ニジェール鉄道)が通っている。

市内交通

市内ではソトラマと呼ばれる個人営業のバン型乗合タクシーが公共交通機関の役割を果たす。

港湾

ニジェール川の水運を担う河港があり、クリコロモプティ、ガオまで航行が可能。

施設

バマコの主な建造物としてはBCEAOタワー(Tour BCEAO)、バマコ・グランド・モスク(Bamako Grand Mosque)、ファハド王橋(the Pont du Roi Fahd)などがある。娯楽・教養施設としては、マリ国立博物館、クソクンダ博物館、バマコ博物館、バマコ動物園、バマコ植物園、ポイントG丘や洞穴壁画などがある。

教育

  • バマコ大学(英語版)

出身人物

詳細は「category:バマコ出身の人物」を参照

姉妹都市

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “World Weather Information Service – Bamako”. World Meteorological Organization. 2013年6月20日閲覧。
  2. ^ “Climatological Information for Bamako, Mali”. Hong Kong Observatory. 2013年6月20日閲覧。

外部リンク

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